海外ではボーナスってもらえるんですか?|ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)は海外就職Q&Aであなたの仕事探しをサポートします

海外ではボーナスってもらえるんですか?

海外ではボーナスってもらえるんですか?

海外求人を探す:会員登録はこちら

海外のボーナス支給の有無は国で定めているところもあれば、企業毎にルールがあるところなど様々です。
東南アジア主要国のボーナスについてまとめましたので参考にしてみてください。


海外におけるボーナスの一般的な状況


海外におけるボーナス事情は国によって異なりますが、月給の一ヶ月分が支給されることが多いです。

支給時期はマレーシアやインドネシアはラマダンという断食の時期、ベトナムはテトという旧正月の時期などタイミングは様々です。
そんな各国のボーナス事情をいくつかご紹介します。


海外のボーナス事情を国別に解説


タイ

タイでは法律上の定めがなく企業に依存しています。 最大6ヵ月分の給料がボーナスとして支給される企業もあれば、一方で全く支給されない企業もあり、企業間の格差が生じています。 ボーナスに関する記述が求人の給与欄にない場合は、ボーナスがないという認識を持っておいた方がよいでしょう。

インドネシア

インドネシアでは労働法で「レバラン手当」というボーナスが定められています。
この手当は、イスラムの断食明けの祭り・レバランに入る前に給料の1ヵ月分が支給される制度。おもしろいことに、イスラム教以外の宗教を信仰している人も、レバランの前にこのレバラン手当が支払われます。基本的にはローカルスタッフと日本人に関係なく支給されます。

マレーシア

企業、個人の業績にもよりますが、日系企業の場合は、ボーナスが年に1~2回支給されます。額は基本給の約1~2ヵ月分。業界によってはそれ以上の場合もあります。外資系企業の場合はボーナスがないこともありますが、営業職などの場合はインセンティブ支給があります。

フィリピン

12月に1ヵ月分のボーナスを支給することが義務付けられているフィリピン。 国民の多くがキリスト教徒のため、12月のクリスマスイベントは重要視されており、プレゼントやパーティーのための費用に使われます。

ベトナム

外資系企業が増えてきた現在では、企業によって異なりますが年1回給料1ヵ月分のボーナスを支給されるというのがベトナムでは主流のようです。 ベトナムにはテト正月と呼ばれる旧暦を祝う正月があります。この正月の前に、ボーナスが支払われるのが一般的です。

台湾

固定賞与と業績賞与の2種類があります。支給制度は旧正月前と日本のような夏冬ボーナスと会社によって異なります。 平均は1~2ヶ月ですが、メーカー様(特に半導体業界)によってはは5~6カ月の企業もあります。 「獎金(ボーナス)」文化を重んじていて、一般的な賞与のほかに三節(端午節、中秋節、春節)が設けられている場合もあります。

シンガポール

シンガポールのボーナスについてですが、AWS(固定賞与)とVB(業績賞与)の2種類があります。AWSは1ヶ月分の給与、VBは会社や個人のパフォーマンスによって金額が決められるものになります。それぞれ支給の有無については、企業様の福利厚生によって異なります。


海外でボーナスを多くもらうには

冒頭でお答えしたとおり多くの企業は1ヶ月の支給と固定している場合が多いですが、その事業年度の業績によっては変動することもあります。そのためボーナスが月給の●ヶ月となっている会社では自分の力で多くすることは難易度が高いでしょう。ただ、ボーナスとは違いますが営業職でインセンティブやコミッションがある企業の場合は自らの頑張りで給与を多くもらうことが可能です。


まとめ

ボーナスは国によって慣習があるものの、詳細のルール設定は個別企業に委ねられています。就職する会社のボーナス事情はどうなっているのか、選考を受ける前と働く前には必ず確認するようにしましょう!
※本情報はその国の企業全てに該当するというわけではありません。内定が出たら、ボーナスを含む個別条件については必ず文面で確認するようにして下さいね。

海外求人を探す:会員登録はこちら

Q&Aで解決できない場合は
フォームよりお問い合わせください

お問い合わせ