福利厚生にSSSとありました。これは何ですか?
SSSとはフィリピンの社会保障制度で、傷病、出産、失業、後遺症が残る障害、収入ある家族が死亡した際に保障が受けられる制度です。
SSSへの加入は60歳以下のすべての労働者に義務付けられているため、フィリピンで就職する際には、外国人であっても必ず加入することになります。
気になる負担額は、総所得の3.63%で仮に額面月給が50,000ペソ(約15万円)の場合、
1,815ペソが給与から天引きされることになります。また、従業員負担とは別に雇用主も7.37%の負担が義務付けられているため、雇用主と従業員合わせると月給の11%を負担することになります。
SSSの中でも、フィリピン就職をするにあたり一番気になるが傷病手当(日本の健康保険に相当)ですが、実際のところは、保障を受けるための条件が厳しく、直近1年間で3ヵ月以上保険料の支払いがあり、なおかつ最低4日以上病床にあるような深刻な病気、怪我でないと対象にはなりません。従って、就職した直後から保障は受けられないことになります。
このように、決して使い勝手がいいとは言えない保障制度のため、大半の外国人ビジネスマンはSSSと併用して民間の医療保険に加入しています。日系企業を含む外資系企業であれば、ほとんどの企業でその加入費用は会社負担になっています。
フィリピンに就職の際はぜひ確認をしてみてください。
SSSへの加入は60歳以下のすべての労働者に義務付けられているため、フィリピンで就職する際には、外国人であっても必ず加入することになります。
気になる負担額は、総所得の3.63%で仮に額面月給が50,000ペソ(約15万円)の場合、
1,815ペソが給与から天引きされることになります。また、従業員負担とは別に雇用主も7.37%の負担が義務付けられているため、雇用主と従業員合わせると月給の11%を負担することになります。
SSSの中でも、フィリピン就職をするにあたり一番気になるが傷病手当(日本の健康保険に相当)ですが、実際のところは、保障を受けるための条件が厳しく、直近1年間で3ヵ月以上保険料の支払いがあり、なおかつ最低4日以上病床にあるような深刻な病気、怪我でないと対象にはなりません。従って、就職した直後から保障は受けられないことになります。
このように、決して使い勝手がいいとは言えない保障制度のため、大半の外国人ビジネスマンはSSSと併用して民間の医療保険に加入しています。日系企業を含む外資系企業であれば、ほとんどの企業でその加入費用は会社負担になっています。
フィリピンに就職の際はぜひ確認をしてみてください。
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