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タイの生活水準は日本と比べてどの程度でしょうか?

タイの生活水準は日本と比べてどの程度でしょうか?

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東南アジアは物価が安いというイメージを持たれている方も多いと思います。タイの物価水準について説明していきたいと思います。 これはどの国もそうですが、都市部と地方では同じ国でも物価は異なってきます。こちらではバンコクの物価情報について回答していきます。
※全て1バーツ=3.4円レート)で計算しています。また、情報は2021年10月時点のものです。


タイ・バンコクの生活水準は高いのか?


バンコクの生活水準は高いです。物価という点では日本並~少し安いかなといったところでしょうか。 生活水準が高い理由は、

・住環境が整っている
・大型ショッピングモールからローカル市場まで買い物の幅がある
・交通が電車も含めてしっかりしている(渋滞がありますが)

という点です。
中でも物価については切っても切り離せないものですので、詳細を説明していきますね。


タイの生活水準で気になる住宅の家賃相場


どんなところに住むのか


住む部屋は一人暮らしとそうでない場合とで大きく変わってきます。 バンコクで外国人が住むところといえばコンドミニアム。日本で言うマンションです。タイのコンドミニアムは部屋だけでなく入り口に警備員がいてオートロック対応となっています。また、日本と違う点は、プールやジムが付いていることがほとんどということ。特にバンコクは外国人が多く暮らしており、その歴史もあることから少し古めのコンドミニアムから、新築まで幅広いラインナップがあります。BTSやMRTと呼ばれる電車も走っており、駅チカは少し高めのか買う設定になっていますが、中心地から外れると家賃も安くなります。

気になるお値段

家賃は部屋タイプにより大きく異なります。一人暮らし向けのスタジオタイプ(ワンルーム)であれば1万バーツ以上、1ベッドルームタイプ(1LDK)であれば1万2千バーツくらいからあります。家族向けの2ベッドルームになると値段が上がって3万バーツ近くになることが多いです。それ以上の部屋タイプの場合は4万バーツ、5万バーツとどんどん値段が上がっていきます。ただ、築年数が古かったりするとお手頃な部屋も見つけることができます。都心部の場合は高めで、数駅離れると安くなる傾向にあります。


タイでの食費はどれくらいか


食事は必ず毎日は取る大切なものです。健康を維持するためにもしっかりと取る必要があります。 日本ではほぼ100%飲食店は屋内にありますが、タイでは屋台などもまだままだ残っています。屋台、レストラン、日本食など見比べていきます。また今ではかなり多くの飲食店でデリバリーもやっています。

日本食やレストラン

まずは日本食やショッピングモールなどのレストランについてです。もちろん場所による差はありますが、日本食で言うと1人前の定食やラーメンなどは200バーツからになっています。お寿司や刺し身になるともちろん値段も上がります。また、タイ料理のレストランとなると100バーツ前後からでしょうか。なお、ショッピングモールにあるフードコートになると50バーツ前後からガパオなどが食べられます。

ローカル屋台など

タイといえば屋台ですね。観光で来る場合は楽しみの一つですが生活するとなるとどうでしょうか。 屋台は朝から出ているところもあり、パッタイやガパオのようなタイ料理だけでなく、サンドイッチも売っています。サンドイッチなら20バーツ前後からあります。パッタイやガパオなどになると40バーツ前後ですね。その他ローカルの路面にある飲食店になると50バーツ前後で麺類もあります。

グローバルチェーンのお値段は?

さて、比べるのにわかりやすいのがグローバルチェーン。ざっと書いていきます。
・マクドナルドビッグマックセット:199バーツ
・スターバックスのアイスラテ:120バーツ
・ケンタッキー・フライド・チキン1つ:39バーツ~(オリジナルチキン4つで156バーツ)
・一風堂白丸元味:235バーツ


現地の交通費の水準は?


交通事情は大きく分けると、電車、バス、タクシー、配車サービスがあります。 ※細かく言うとモーサイ、ロットゥー、トゥクトゥク等のローカル乗り物ありますがここでは割愛します。

電車

バンコクにはBTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)の2つが走っており、どんどん路線を核出しています。BTSは片道初乗りで16バーツ最大で59バーツです。MRTは16~42バーツとなっています。庶民の交通手段として利用されているので、ラッシュ時には数本見送るくらい混雑していることもあります。

バス

バスは電車よりもバンコク都内を網の目のように走っています。エアコンのないタイプからエアコン完備の日本のようなバスなど種類も様々で、8バーツ~25バーツと電車よりも安くなっています。ただし、スリが多発するなどバス内の治安は良いとは言えません。

タクシー

バンコクのタクシーは初乗り35バーツからです。その後は1km毎に5.5バーツ~上がって行きます。 海外でのタクシーはメーターを動かさないというイメージがある方もいらっしゃると思いますが、バンコクではそういうタクシーはかなり減りました。そのため流しで捕まえてもちゃんとメーターを動かしてくれることが多いです。ただし、タクシーの運転手は基本タイ語のみなので、タイ語やGoogle Mapを見せるなどして目的地を伝えることが必要です。

配車アプリ

私達外国人にとっては、今ではこれが一番身近かもしれません。主にGrabが使われています。スマホにアプリをインストールして現在地と目的地を入力すると近くの登録されているタクシーや個人の車が迎えに来てくれます。この時に来るタクシーはメーターもできますが、Grabは予約した時点で料金が決まっているものなので固定の値段になります。車のタクシーだけでなくバイクタクシーもあるのでバイクは近距離には便利ですね。

日用品雑貨についてはどうでしょうか?

日用品もどこで買うかによって値段やクオリティーがかなり違ってきます。店舗で買うだけではなく、タイではLAZADAやShopeeといったアプリのオンラインショッピングも根付いています。

ショッピングモールなどの店舗で買う場合

バンコクには無印良品、IKEA、ダイソー、マツモトキヨシ等などグローバルのブランドはほとんど網羅されています。 ただ、これらの商品の価格は日本よりも1.2~2倍はすると考えて良いでしょう。ダイソーは60バーツ均一となっています。 NIKE、UnderarmerやAppleのiPhoneなどの商品も日本よりも少し高い場合が多いです。ちなみにアウトレットもあります。

身近なスーパーマーケット

バンコクにはVilla MarketやMax Value(AEON系),TOPSというスーパーがあり、日用品はタイの物価で売っているのでスーパーは利用しやすいです。Max Valueはわりと現地価格ですが、Villa Marketは輸入品も多いことから少し値段が高めになっています。また、LotusやBig Cという大型スーパーマーケットも点在しており、これらは安めに食品や日用品を購入できます。

実際のコスト感はどれくらい?

月額かかる費用のモデルケースを作ってみました。全てタイ・バーツ表記です。

月収が55,000~70,000、独身の方のイメージです。

家賃、光熱費:20,000
食費:15,000
交通費:3,000
娯楽:15,000
貯蓄は5,000〜20,000

細かくタイの物価や生活水準を書いてきました。予想以上に高い?安い?それぞれの感想があると思います。 尚、タイ人の平均月収は約30,000バーツ代と言われています。 いずれにしても、例えば水筒一つとっても20バーツ代のものから100バーツを超えるものまで幅広くあるのがタイです。 それぞれの身の丈にあった支出をすれば、普通の暮らしはできるのではないでしょうか。

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