海外就職における学歴事情。高卒でも就職はできますか？

学歴は仕事をする上では関係ないと言われることもありますが、海外就職においては非常に大切です。 どれくらい大切なのか、東南アジアにおける国ごとの違いはあるのか。を説明していきたいと思います。

海外就職における学歴の重要性

海外就職をするためには、各国でVISAを取得する必要があります。そのVISAの取得要件に学歴が必須条件として求められているのです。

最終学歴が高卒でも海外就職ができる国はどこか

東南アジアで日本人の就職が多いエリアでしたらタイ、マレーシア、フィリピンへの就職が可能です。 ただし高校卒業してすぐではなく、数年の実務経験が必要です。

その他東南アジアの国のVISA取得のための学歴事情

シンガポール、台湾、インドネシア、ベトナムなどは学歴に大卒が求められています。 ただし特定の分野で特筆した実務経験があったり、政府の案件による仕事の場合はこの限りではなくVISAが取得できるケースもあります。

シンガポールがVISAのハードルが一番高い？

シンガポールは世界の人たちから人気のある国です。そのため、現地で働くには大卒はもちろん、VISAの種類によっては大学のレベル(有名私大や国公立以上)などという条件が設けられています。
・Employment Pass
専門職や管理職向けのVISAでです。このVISAの取得には学歴だけではなく大学のランク毎に最低給与額が決められていたりと厳しい制限が設けられています。
・S Pass
これは専門学校や短期大学以上の方でも取得可能ですが、一定数のシンガポール人や永住権を持っている社員を雇用している企業が申請できるものになります。

VISAの学歴条件まとめ

VISA取得にはそれぞれの国が独自のルールを定めています。日本もそうです。 また、東南アジア各国ではルールが頻繁に変わりますし、現実にはルール通りの運用がされていないケースも散見されます。 政府が指定しているルールは目安としながらも、実務経験があればチャレンジしてみるのもありかもしれません。 ※VISAの取得条件については必ず最新の情報をご確認ください。