タイで「コンサルティング業界に転職したい」と考える40代が増えている

アジアで働く日本人ビジネスパーソンが、ある程度のキャリアを重ねたタイミングで「次はコンサルティング業界に挑戦してみたい」と考えるケースが増えている。アジアの中でも、特にタイには6,083社の日系企業が活動しており(ジェトロ・バンコク事務所「タイ日系企業進出動向調査2024年度」2024年8〜12月時点)、コンサル業界の選択肢も製造業支援・DX推進・組織高度化と多様だ。「実績はある。でも次に何をするのか、まだ見えていない」という場所に立つ40代が、キャリアアドバイザーを訪ねるケースは珍しくない。このコラムでは、バンコクで活動するキャリアアドバイザーと実際に面談したKさん(43歳)の事例をもとに、タイでのコンサル転職の現実を段階的に整理していく。
タイ駐在12年・43歳のKさんが、キャリアアドバイザーに相談に訪れた日

バンコク市内の小ぢんまりとした打ち合わせスペース。予約時刻の少し前に現れたKさんは、43歳。タイに渡って12年が経つという。席に着くなり、静かに切り出した。
「次の10年を、どこでどう働くかを考え始めたんです」
Kさんのプロフィールはこうだ。日本で税理士事務所に勤めた後、その事務所のタイ進出に伴い渡航したのが12年前。以来、バンコクを拠点に会計・税務の実務を積んできた。現在はDXに力を入れるバンコクの小規模会計事務所に現地採用として所属し、親会社から駐在している社員を支える2人目の日本人として働いている。妻はタイ人で、バンコクでOL勤務をしている。子供はいない。
転職への焦りや強い不満があるわけではない、というのが最初の印象だった。ただ、「このままでいいのか」という問いが、じわじわと大きくなってきた、と言う。「今の仕事には意味を感じています。でも、次のステージが何かは、自分でもまだわかっていないんですよ」。コンサルティング業界に関心を持つようになったのは、現職でERP導入やDX支援の仕事を手がけるようになってからだという。アドバイザーはうなずきながら、そこから先を一緒に整理していくことを確認した。
なぜ今、アジアでコンサル業界が選択肢として浮上しているのか

Kさんの話を聞きながら、アドバイザーはまず市場全体の流れを整理した。
タイをはじめとするアジア市場では、日系企業の現地化が着実に進んでいる。かつて本社から送り込まれた駐在員が担っていた管理職ポジションを、現地採用の日本人や優秀な現地スタッフが埋め始めており、組織の構造そのものが変わりつつある。こうした変化の中で需要が高まっているのが、「経営の見える化」「DX推進」「組織高度化」を支援するコンサルティング系のポジションだ。企業は経営課題の解決を内製で担いきれない部分を外部プロフェッショナルに委ねるケースが増えており、現地事情を熟知した日本人コンサルタントへの期待は確実に上がっている。
背景には競争環境の変化もある。バンコク日本人商工会議所(JCC)が2025年1月に発表した「2024年下期日系企業景気動向調査」によれば、タイ進出企業が挙げる経営課題の上位には「他社との競争激化」「総人件費の上昇」が並ぶ。中国企業の台頭による競争環境の激化は製造業・流通業を問わず広がっており、日系企業の経営課題は年々複雑化している。そうした状況の中で、「現場を知っている会計・財務の専門家がコンサル視点まで踏み込む」という人材の市場価値は、以前と比べて変化しつつある。
現地採用市場では30〜40代がボリュームゾーンになっており、単なるオペレーション担当から「経営に関わる人材」への転換を模索する動きは、Kさんだけの話ではない。アジア全域で見ると選択肢は広く、タイの他にもシンガポールやマレーシアなど、検討先は複数ある。
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タイ駐在12年。バンコクの小規模会計事務所で働くKさんの仕事

「まずKさんのこれまでのご経歴と、今のお仕事の中身をお聞かせください」
アドバイザーがそう切り出すと、Kさんはしばらく考えてから話し始めた。淡々と、でも丁寧に。自分のキャリアを整理するような間合いで、経歴を語り始めた。12年という時間の積み重ねは、言葉にするとシンプルに聞こえる。でも、その背後にある実務の密度は、話を聞けば聞くほど厚みを帯びてくる。以下に紹介するのは、その面談での語りをベースに再構成したKさんのキャリアの輪郭だ。
日本の税理士事務所からタイへ。気づけば12年が経っていた

日本の税理士事務所に勤めた後、その事務所のタイ進出に伴い渡航することになった。当時、海外に出ることへの迷いがなかったわけではないが、「機会が来たときに動こう」と決めた。
渡航したのが今から12年前。以来、バンコクを離れることなく、会計・税務の現場にいる。最初の数年は言語の壁と格闘した。タイ語のビジネス文書を読み解き、税務署やDBD(タイ商務省ビジネス開発局)への届出に何度も足を運んだ。気がつけば、決算書も法人所得税申告書もタイ語で扱えるようになっていた。時間がそうさせた、というのが正直なところだと言う。
2年前から現職の事務所に移った。現地採用として、駐在員のサポート役で加わった。「駐在ではないので、ある意味で自由だとも言える。でも、それが自分のキャリアにとって何を意味するかは、まだ整理しきれていない」。そういう感覚を持ちながら、日々の仕事を丁寧に続けている。
DXに力を入れる小規模会計事務所での日常

現職の事務所は、規模は小さいが、DXへの取り組みに積極的だ。GASや自作のLaravelでサービスアプリを開発したり、KintoneやERPを活用した業務DXを進めたりと、IT領域への投資を惜しまない。API連携による自動化も進んでいる。「小さい事務所だからこそ、変えたいと思えばすぐ動ける」とKさんは言う。
日々の業務は幅広い。月次の記帳代行から月次・年次税務申告、タイ語での決算書作成、法人所得税申告書の作成、個人所得税確定申告。税務署やDBDへの届出、会計教育、会計税務相談。ひとつひとつは地道な作業だが、それが積み重なって「この事務所に任せておけば安心だ」という信頼になる。
タイ人スタッフとの連携について聞くと、Kさんはこう答えた。「任せきりにするのではなく、内容もスケジュールも自分でちゃんと把握しておく。お客様が安心してくださるよう、コミュニケーションは丁寧にとるようにしています」。仕事の丁寧さは、肩書や規模ではなく、一つひとつの積み重ねで伝わる——そういう考え方が根底にある。
製造業のERP導入で大切にしていること

直近でKさんが力を入れているのが、製造業のお客様向けのERP導入の仕事だ。
「ERPは入れれば終わり、ではないんですよ」とKさんは言う。会社ごとに事情が違い、整理しなければならないことが山ほどある——そう前置きしてから、Kさんは具体的な論点を語り始めた。
たとえば原材料の数え方ひとつとっても、kgで管理する素材、mで管理する材料、pcsで数える部品が、部門ごとにバラバラに使われていることが多い。これが揃わないままERPに乗せても、データは噛み合わない。
仕掛品の話も同じだ。「どの工程まで進んだら、何%として認識するか」というルールを決めないと、月末の棚卸で数字がぶれる。実地棚卸の運用も、現場で誰がどこをカウントするのか、外注業者に預けている在庫はどう把握するのか、決めごとは無数にある。
経理側にも論点はある。実際の納品と請求書のタイミングがずれたとき、どう処理するか。検品時に不良品が見つかり、納品書の数量どおりに入庫しなかったとき、どちらの数字を正として進めるか。工場消耗品として落とすのか、固定資産として登録するのか——その線引きも、会社ごとに考えなければならない。
「教科書には載っていない論点ばかりです」とKさんは言う。「でもこれが現実で、現場の方に確認しながら、一つひとつ整理していくしかないんです」。
現場に足を運び、経理の方とも工場の方とも話す。「ソフトを導入して終わりではなく、現場で実際に使ってもらえて、経営判断にもつながって、何年も続けられる仕組みになることが大切だと思っています」。それはシステム導入というより、経営の地盤固めに近い。
そして、その地盤がようやく形になったとき、お客様からこんな言葉をかけてもらえることがある——「これでようやく数字が見えるようになった」。
Kさんはその瞬間のことを、ゆっくりと、しかし確かな言葉で語った。「その瞬間が、この仕事をしていて一番うれしいんです」。
「ありがとう」と言ってもらえる仕事を続けたい

12年間、タイで働いてきた。第一人者になりたいとか、業界で名前を売りたいとか、そういう気持ちは特にない、とKさんは言う。お客様一社一社に丁寧に寄り添い、課題を一緒に整理し、安定した会計・財務のサポートを提供する。そして「ありがとう」と言っていただける——それが、この仕事の意味だった。
「次の10年も、そういう関係性の中で働きたい」というのは、Kさん個人の、正直な言葉だ。コンサルティング業界への関心は、華やかなキャリアへの憧れではなく、今やっている仕事の延長線上に「もう少し広い関わり方ができないか」という問いから来ている。
その問いに、アドバイザーは正直に向き合っていく。確認すべきことは多い。市場価値の現実、キャリアの強みと課題、転職の選択肢。次のパートでは、Kさんの経歴と現在のポジションを踏まえ、コンサル業界転職に向けての整理を始める。
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43歳でアジアのコンサル業界転職を考える理由

「現職に大きな不満があるわけではないとお聞きしました。それでも、次のステップを考え始めた背景には、何があるのでしょうか」
アドバイザーがそう問いかけると、Kさんはすぐには答えなかった。少し間を置いて、「整理したことがなかったんですが」と前置きしてから、ゆっくり話し始めた。
その語りを聞きながら、アドバイザーは少しずつ輪郭をつかんでいった。Kさんが次のステップを考え始めた理由は、シンプルに整理すると3つの軸に分かれていた。次のセクションで、その3つを順に見ていく。
今後も稼げて、自分の価値を作れる場所で働きたい

「不満があるわけじゃないんですよ」とKさんは最初にそう断った。「ただ、43歳になって、ちゃんと考えておかなきゃという気持ちが出てきたんです」。
アドバイザーが「具体的にはどういうことでしょうか」と返すと、Kさんはしばらく考えてから答えた。「今後も稼げて、自分の価値を作れて、できれば少しホワイトな会社で働きたい——正直に言うと、そういう感じです」。
12年間で積み上げてきた会計・税務の実務、そこに後から加えてきたITやDXの知見。Kさんが求めているのは、それらを掛け算して、より幅広く・より深く活かせる場所だ。現職での実務は、その土台を確実に築いてくれた。次はその土台の上に、何を積み上げるか。
「自分の価値を作る」という言葉について、アドバイザーは確認した。「業界で名前を売りたいとか、第一人者になりたいということではないんです。この人に頼みたい、と言ってもらえる仕事の中身を持っていたい——そういう意味で言いました」とKさんは答えた。
40代でマネジメント・上級専門職のポジションを目指す動きはアジア全体で広がっており、シニア・マネージャー層の海外求人も増えている。会計財務の実務力にDX・ITの知見が加わると、こうした領域での選択肢は一段と広がる。
健康面のリスクも見据えた、持続可能なキャリア設計

2つ目の軸は、Kさんが少し間を置いてから、落ち着いた声で切り出した。
「実は、慢性の持病がありまして。今は仕事も運動も普通にできていますし、日常生活に問題はないんですが、将来的に影響が出る可能性があることは、頭の隅に置いておかないといけないと思っています」
話し方は淡々としていた。「悲観しているわけではなくて、自分の人生設計の前提条件として整理しておきたいんです」という言葉の通り、Kさんにとってこれは不安の話ではなく、設計の話だった。
だからこそ、Kさんは意図的に「場所や時間に縛られにくい専門性」を積み上げてきた。会計・税務の地力はもちろん、近年ITやDXにも力を入れてきた背景には、こうした長期的な視点もある。どこでも通用し、体への負担のかかりにくい形で発揮できる専門性を持っておきたい——その感覚が、キャリア選択の根底にある。
次の職場を選ぶ上でも「持続可能に働ける環境かどうか」は外せない軸だ。勤務形態・場所の柔軟性、業務の自律性、体力的な負荷——こうした条件は、年収や職種と並んで、Kさんにとって同じ重みを持つ判断材料になっている。
健康面の開示については、「企業の性格や、長期で一緒に働く前提かどうかによって判断を変えたい」とKさんは言う。次の10年を見据えて腰を据えて働く場を選ぶなら、最初の面接段階で正直に伝えることも選択肢として持っておく——そのスタンスをアドバイザーと共有し、状況を見ながら進めることになった。
バンコクを拠点にしたい妻と、ASEAN展開も視野に入れた選択肢

3つ目の軸は、生活の話だった。
「妻がタイ人で、バンコクでOLをしているんですよ。子供はいないんですが、今の生活はバンコクを中心に成り立っていて」とKさんは話す。妻との暮らしの基盤はバンコクにある。だから第一優先はバンコク勤務、というのがKさんの正直なところだ。
ただ、選択肢は一択ではない。妻の地元に持ち家があり、Kさんがタイ国内の地方に転勤になる場合には、平日は単身赴任的に過ごし、週末に戻るという形も現実的に考えられる。さらに、「シンガポール・ベトナム・マレーシアへの移動なら、妻も前向きなんです」という話も出た。ASEAN域内であれば、妻自身もその地での生活・仕事に関心があるという。
整理すると、Kさんの地理的な優先順位はこうなる。第一はバンコク、次いでASEAN域内の主要都市(シンガポール・クアラルンプール・ホーチミンなど)、そしてタイ国内の地方(単身赴任型)。この3層構造は、検討できる転職先の幅を想定より広くしてくれる。
家族の事情は、キャリア選択の制約として語られることが多い。しかしKさんの場合、妻の柔軟なスタンスが、選択肢を閉じるのではなく、広げる方向に働いている。
Kさんが整理してくれた3つの軸——年収と価値創出、持続可能性、家族とのバランス——は、43歳というライフステージでアジアでのキャリアを考える方に共通するテーマでもある。「転職理由が明確だと、選択肢も絞りやすくなります」とアドバイザーは言った。「逆に、これらが曖昧なまま求人票だけを見ていくと、後で『思っていたのと違う』が起きやすい。今日ここで整理できたのは、大きな一歩です」。特に現地採用として海外でキャリアを積む場合、この3つの軸は企業選びに直接影響する。次のパートでは、こうした軸を踏まえた上で、Kさんに提示できる具体的な選択肢を見ていく。
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アジアでコンサル業界に転職する4つの主要ルート
「『コンサル業界に転職したい』というご希望をお伺いしましたが、ひとくちにコンサルといっても、その中には性格の異なる選択肢がいくつかあります」
アドバイザーがそう話すと、Kさんは少し前のめりになって聞いていた。アジアでコンサル業界への転職を考えるとき、現実的に検討対象となるのは大きく分けて4つのルートだ。それぞれ求められる経験、年収レンジ、働き方、向いている人物像が異なる。Kさんのケースに当てはまるかどうかを判断する前に、まずは選択肢の全体像を整理しておこう。
選択肢1|Big4(デロイト・PwC・KPMG・EY)のアジア拠点

どんなファームか
デロイト・PwC・KPMG・EYの4大会計事務所系コンサル/アドバイザリーが「Big4」だ。タイには各社が拠点を構えており、規模は1拠点あたり1,000〜2,500名程度。日本人スタッフは各社10名前後で、現地採用と駐在員が混在している。各社に「Japan Desk(ジャパンデスク)」を設けており、日系企業クライアントの窓口機能を担っている。
主な業務領域
日系顧客向けには、法人税務申告・移転価格税制対応・会計アドバイザリー・M&Aアドバイザリー・財務デューデリジェンス・組織再編支援などが中心。社内公用語は英語だが、ジャパンデスクのフロントは日本語でのクライアント対応が基本で、実質的に日本語・英語・(理想的には)タイ語という3言語環境になる。
年収レンジの目安
マネージャークラスで月給150,000〜250,000THB。シニアマネージャー・ディレクター以上で250,000THBを超え、年収換算で1,200万円超の水準になるケースもある。入口のポジションと交渉力によって幅が大きく、あくまで目安として参照してほしい。
求められる経験・スキル
会計士または税理士の資格、あるいは会計事務所・税理士法人での実務経験5年以上が一般的な目線。英語はビジネスレベル必須(社内業務の大半が英語で回る)。タイ語話者は評価されるが、優先度は英語の方が高い。
向いている人
ブランドのある組織で実績を積み、中期的に自分のプロフィールを強化したい人。「3〜5年でBig4在籍経験を作って次に進む」というキャリア設計も、アジアでは現実的に機能している。
留意点(率直に)
ホワイトとは限らない。繁忙期の負荷、KPI管理、社内のポジション競争はファームによって差がある。ジャパンデスクは比較的落ち着いた雰囲気であることが多いが、ファームの内部文化は外からは見えにくい。入れ替わりが激しい組織でもあるため、「長く勤めるより経験を積んで次に活かす」設計の方が現実的なケースも多い。
Kさんへの当てはめ
タイ語で決算書・税務申告を扱える日本人の会計・税務実務者は、Big4のジャパンデスクにとって貴重な人材プロファイルだ。ただし上場企業向け監査や四半期決算対応の経験は現職では積みにくいため、入口は税務アドバイザリー部門または日系顧客向けFAS部門が現実的な接続点になる。
選択肢2|戦略・総合系コンサル(アクセンチュア、アビーム他)とDX領域

どんなファームか
アクセンチュア、アビームコンサルティング、NTTデータ、フューチャーアーキテクト、デロイトトーマツコンサルティング(Big4と隣接)、独立系のDXファームなど、タイ・ASEAN拠点で日系企業のDXを支援するコンサルファームが増えている。製造業を中心に、ERP導入支援や業務改革プロジェクトへの需要が拡大中だ。
主な業務領域
SAP・Oracle・Microsoft Dynamics 365などのERP導入支援、業務フロー可視化と業務改革(BPR)、DX戦略立案、データ基盤構築、デジタルマーケティング支援など。製造業向けのものづくりコンサルと、IT基盤整備を掛け合わせた案件も活発だ。
年収レンジの目安
マネージャークラスで月給150,000〜250,000THB前後(ファームと役職による)。年収換算で約720〜1,200万円相当の水準を目安に、経験・ポジションで変動する。
求められる経験・スキル
ERPコンサルタントとしての経験者が王道。ただし業務側のSME(Subject Matter Expert)枠であれば、事業会社で業務知識を積んだ人材も歓迎されるケースが多い。英語ビジネスレベルが必須。
向いている人
会計・財務の実務知識とITの知見を掛け合わせて、企業の業務変革に踏み込んでいきたい人。「システムを入れて終わり」ではなく「現場で使える仕組みにする」ことに関心を持てる人。
留意点
ERP専業コンサルの経験がない場合、業務側SMEポジションでの入り方になりやすく、上流のプロジェクト設計に関与するまでに時間がかかることもある。コンサルプロジェクト特有の短期集中型の業務負荷にも備えておく必要がある。
Kさんへの当てはめ
Kさんが現職で取り組んでいるERP導入経験(製造業向け、現場運用に踏み込んだ仕組みづくり)は、この領域で評価される実務に近い。ただしSAP・Oracleなど大手パッケージERPの経験はないため、最初は業務側SMEポジションでの入り方が現実的だ。Kさんの経歴との親和性は高いが、本格的なERPコンサルのスキルセットを積み直す覚悟も必要になる。
選択肢3|FAS・M&Aアドバイザリー

どんなファームか
FAS(Financial Advisory Services)は、Big4各社の系列(KPMG FAS・Deloitteアドバイザリー・PwCアドバイザリー・EY FAS)に加え、山田コンサルティング、AGSコンサルティング、フロンティアマネジメントなどの独立系ファームもタイ・ASEANに拠点を持つ。日系企業のクロスボーダーM&Aや、タイ・ASEAN企業への投資支援案件が中心だ。
主な業務領域
M&Aアドバイザリー、財務デューデリジェンス(財務DD)、企業価値評価、組織再編支援、PMI(Post-Merger Integration)、事業再生など。日系企業がASEAN企業へ投資・買収するプロセスを、財務・法務・税務の各面から支援する仕事だ。
年収レンジの目安
マネージャークラスで月給150,000〜250,000THB、ディレクター以上で250,000THBを超えるケースもある。プロジェクトの規模とポジションによる変動が大きい。
求められる経験・スキル
財務会計の専門知識が土台。加えてM&Aプロセスの実務経験と財務モデリング能力が問われる。JICPA(公認会計士)・USCPA・MBAなどが評価されやすい。英語ビジネスレベル必須。
向いている人
財務・会計の専門性をプロフェッショナルとして突き詰めたい人。案件単位でクライアントと集中的にプロジェクトを進める仕事に充実感を感じる人。
留意点
案件繁忙期は長時間対応が求められる。日本本社・海外投資家との時差をまたいだ対応も多い。
Kさんへの当てはめ
率直に言って、M&Aアドバイザリーの実務経験がない状態でFASに未経験から飛び込むのは、43歳という年齢ではハードルが高いのが現実だ。挑戦したい場合の入り方として、日系FASファームの「日系顧客向け税務・財務会計アドバイザリー」から入るルートは存在する。ただしM&A実務を積み上げるには時間と忍耐が必要になることを前提に考えておきたい。
選択肢4|日系中堅・進出支援系ファーム

どんなファームか
山田コンサルティング、東京コンサルティングファーム(TCF)、AGS、ATAX、SCS Global、PROVIDENCE、グローウィン・パートナーズなど、タイには日系中堅の進出支援・会計税務アドバイザリーファームが複数拠点を構えている。組織規模は数十〜数百名、日本人スタッフの比率はBig4より高め。日系中小企業を主要クライアントに持ち、現地密着型の支援を強みにしている。
主な業務領域
日系中小企業のタイ進出支援、会計記帳代行・税務申告、給与計算、内部統制支援、ローカルスタッフ育成指導、人事労務コンサル、中小規模のM&A支援など。業務範囲はBig4より幅広い一方、案件規模は中小企業向けが中心だ。
年収レンジの目安
現地責任者・マネージャークラスで月給100,000〜200,000THB(年収換算で約480〜960万円相当)。Big4より低めだが、裁量と直接性の高い仕事が日常的にある。
求められる経験・スキル
会計税務の実務経験と、日系企業クライアントへの対応経験が基本。Big4ほど資格や上場企業対応経験は重視されない。現場対応力・クライアント対応力・コミュニケーション能力が問われ、タイ語能力があれば明確に強みになる。
向いている人
日系中小企業の経営者や管理部門と直接やりとりする仕事に魅力を感じる人。長期で同じファームに腰を据え、現地責任者・No.2クラスを目指したい人。丁寧に一社一社に寄り添うスタイルが活きる環境だ。
留意点
Big4のような組織的な研修体系やブランド価値は弱い。一方で、裁量の大きさ・クライアントとの直接的な関係性・責任の明確さは大手にはない強みがある。ファームによって社内の雰囲気や経営方針は大きく異なるため、面接時に文化と方針を自分でしっかり確認することが重要だ。
Kさんへの当てはめ
タイ12年・タイ語での実務対応・DXを含む会計税務の実務・丁寧なクライアント対応スタイル——Kさんのプロフィールは、この領域が求める人材像と多くの点で重なる。多くの日系中堅ファームが現地責任者・No.2クラスを恒常的に求めており、Kさんが応募できるポジションは複数存在する可能性が高い。
| 選択肢 | 主な業務 | 年収レンジ(月給THB) | 求められる経験 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Big4 (デロイト・PwC・KPMG・EY) |
税務・FAS・経営/ITコンサル | 150,000〜250,000+ | 会計事務所・税理士法人での実務5年以上、英語必須 | ブランド・組織学習を重視する人 |
| 戦略・DXコンサル (アクセンチュア、アビーム他) |
ERP導入・業務改革・DX戦略 | 150,000〜250,000 | ERP/DX経験、または業務SME経験+英語 | IT×業務変革に取り組みたい人 |
| FAS・M&Aアドバイザリー | M&A・DD・PMI・事業再生 | 150,000〜250,000+ | 財務会計の高度な専門性、M&A経験、英語必須 | 財務専門性をプロとして深めたい人 |
| 日系中堅・進出支援系 (山田・東京コンサル等) |
日系中小企業向け会計税務・進出支援 | 100,000〜200,000 | 会計税務実務+日系クライアントワーク+現地語 | クライアントに丁寧に寄り添う仕事をしたい人 |
※年収レンジは現地採用日本人マネージャークラスの目安。役職・経験・ファームによって変動。1バーツ≒4.4〜4.5円(2025年時点)
▼ 年収・待遇から海外コンサル転職を考える
Kさんの経歴をアジアの転職市場から見ると
4つの選択肢を提示した上で、アドバイザーは少し間を置いてからこう続けた。
「Kさん、率直なところを申し上げます」
Kさんは静かにうなずいた。市場価値の話は、ときに耳に痛い部分も含む。だが、転職は誰かに評価されて初めて成立する。本人がどう感じているかではなく、市場がその経歴をどう値付けするか——そこを正面から見ることが、納得のいく次の一歩につながる。前のパートでは4つの選択肢の全体像を整理した。次に必要なのは、Kさんの経歴がそれぞれの市場でどう評価されるかの、現実的な読み解きだ。
タイ語で実務が回せる日本人——希少性の高い人材プロファイル

アドバイザーがまず指摘したのは、Kさんの「希少性」の話だった。タイで12年、会計・税務の現場にいるというのは、業界全体で見るとかなり長い部類に入る——とアドバイザーは言った。海外転職で「現地経験3年」という軸が一つの目安になるアジア市場において、12年というのは厚みのある実績の部類に入る。
中でも市場で際立つのが、タイ語で実務が回せるという点だ。決算書・法人所得税申告書・DBD(タイ商務省ビジネス開発局)への届出書類——こうしたタイ語実務を担える日本人は、Big4のジャパンデスクでも日系中堅ファームでも、恒常的に不足している。タイ人スタッフのレビューや育成を日本語・タイ語・英語でつなぎながら進められる人材は、クライアントワークの質に直結するからだ。
市場価値の目安として、日系中堅ファームでは「現地責任者・No.2クラス」、Big4のJapan Deskでは「マネージャー〜シニアマネージャー級の即戦力候補」として評価されるレンジに入る。月給で言えば、日系中堅ファームの責任者・マネージャークラスで100,000〜200,000THB、Big4のシニアマネージャー級では150,000〜250,000THBが一般的な目線になる。
ただし、「希少性のあるプロフィールだから、どこでも引く手あまた」というわけではない。英語力の有無、ファームのカルチャーとの相性、求めるポジションの方向性——これらが実際にオファーされる条件を大きく左右する。希少性はあくまで「可能性の窓を広げる要素」であって、選考を保証するものではない。
四半期決算未経験は本当にハンデになるのか
「四半期決算の経験がないことを、自分でも気にしています」とKさんは言っていた。アドバイザーはその点について、フェアに分析した。
結論から言えば、「ファーム・ポジションによる」というのが正直なところだ。
ハンデになる可能性がある領域は明確だ。Big4の上場企業向け監査・IFRS連結決算対応・M&Aデューデリジェンス系のポジションでは、四半期決算の経験は評価基準の中心に置かれることが多い。「上場企業向けの会計基準を扱えるかどうか」は、それらの現場では基礎的な前提になっている。
一方で、ハンデにならない領域も同様に明確だ。Big4の税務アドバイザリー(日系顧客向け)、日系中堅ファームの会計税務全般、進出支援系のポジションでは、四半期決算の有無は大きな判断軸にはなりにくい。Kさんがこれまで対応してきたのは中小企業(SME)中心の会計税務であり、この領域ではSME特化の現場経験そのものが専門性として評価される。
つまり戦略は明確だ。未経験のことは未経験と正直に前提を置いた上で、Kさんが実際に持っている強み——タイ語実務・SME向け会計税務・ERP導入・製造業の現場対応——を前面に出せる選択肢に集中する。経歴の弱い部分を補強しようとするのではなく、強い部分が評価される土俵に立つのが、この局面では正しい転職戦略だ。
IT × 会計の掛け算が、これからのコンサル業界で評価される理由
Kさんが意識的に積み上げてきたIT・DX領域が、市場でどう評価されるかについても分析が必要だ。
日系大手コンサルファームがASEANで「日系顧客向けデジタル変革(DX)の企画・実行支援」チームを増強していることは、業界トレンドとして明確だ。製造業向けERP導入のニーズは、「ソフトを入れるだけのプロジェクト」から「現場で使える仕組みに落とし込むプロジェクト」へとシフトしている。そこで求められるのはIT技術だけではなく、会計・財務・業務フローを理解した上でERPを設計できる人材だ。
Kさんが先ほど語ってくれたERP導入の仕事——原材料単位の混在、仕掛品の進捗判定、外注業者への預け在庫の把握、納品と請求のタイミングのずれ。こうした現場の細部に踏み込める人材は、教科書では育たない。だからこそ希少で、コンサルティング現場では評価される。
市場環境の追い風もある。バンコク日本人商工会議所(JCC)が発表した「2024年下期日系企業景気動向調査」によれば、タイ進出日系企業の経営課題のトップには「他社との競争激化」「総人件費の上昇」が並ぶ。こうした課題に踏み込めるコンサル人材への需要は、今後も拡大する見通しだ。
Kさんの強みは、流行りで身につけたIT知識ではなく、12年の現場の積み重ねの延長線上にある。会計の目線でITを語れる、ITの手を動かしながら会計の論点を押さえられる——この掛け算は、今後のアジアのコンサル市場でさらに需要が高まっていく領域だ。
整理すると、Kさんは「希少性の高い領域」と「未経験の領域」の両方を持っている。タイ語実務・SME向け会計税務・現場ERP——これらはアジアのコンサル市場で確実に評価される強みだ。一方で、上場企業向け四半期決算・大手ERP製品の認定資格・M&A実務——これらの未経験は、ポジションによっては選考の障壁になりえる。
「重要なのは、希少性のある領域を活かせる選択肢に焦点を絞ることです」とアドバイザーは言った。
Kさんは静かに聞きながら、自分のキャリアを冷静に俯瞰しているようだった。「すべてのドアが開いているわけではないけれど、確実に開いているドアはある——そう理解できました」。その言葉に、アドバイザーはうなずいた。次のステップは、その「確実に開いているドア」に向かって、具体的にどう動くかの話だ。
▼ IT×会計の掛け算で活きる海外求人
自分に合うコンサル転職先をどう選ぶか
アドバイザーが次に取り出したのは、選択肢を絞り込むための4つの問いだった。
「これはKさんに限らず、海外でコンサル業界への転職を考える方すべてに当てはまる視点です」
4つの選択肢を、4つの軸で見ていく。すると、自然と優先順位が見えてくる。ここまでで4つの選択肢の全体像と、Kさんの経歴に対する市場からの評価を確認してきた。次のステップは、自分に合う選択肢に絞り込むための判断フレームを持つことだ。
「短期で経験を積む路線」と「長期で務める路線」の違い
コンサル業界への転職を考えるとき、最初に問うべきことの一つがこれだ。「その転職先に、何年務めるつもりか」。
短期路線(3〜5年で次へ)は、主にBig4・戦略系/DXコンサルで選ばれる設計だ。ファームのブランドと組織的な学習機会を活用し、経験値・年収を一気に積み上げた後、次のキャリアの選択肢を広げる。タイのコンサル市場でも「Big4で3〜4年キャリアを積んだ後、独立・事業会社・日系中堅ファームへ」という動きは珍しくない。
長期路線(10年スパン)は、主に日系中堅ファームや事業会社のCFO/経営企画ポジションで選ばれる設計だ。腰を据えて信頼関係を築き、現地責任者・パートナークラスを目指す。クライアントとの長期的な関係が仕事の中心になり、「この人に任せる」という信頼がキャリアの資産になっていく。
両方を組み合わせるハイブリッド設計もある。Big4の税務アドバイザリーで2〜3年経験を積み、その後日系中堅ファームで長期勤務するパターンだ。「短期でブランドと経験を、長期で信頼と安定を」という設計は、アジアの現地採用市場でも選択肢として機能している。
Kさんへの当てはめとして言えば、43歳という年齢と「次の10年」を意識する姿勢からして、長期路線が基本軸になる。ただし、日系中堅ファームで責任者級として腰を据える前に、Big4の税務アドバイザリーで2〜3年経験を積むという段階的な設計も、状況によっては合理的な選択肢になる。
健康・家族・ライフステージから逆算する選び方
転職先選びはポジションだけで決まるものではない。生活全体の設計から逆算する必要がある。
健康面について言えば、将来的な体調変化の可能性を考慮する場合、繁忙期の負荷が読みにくいポジション(Big4の監査・FAS系、コンサルプロジェクトの集中期など)よりも、業務量が比較的安定した日系中堅ファームや事業会社の方がフィットしやすいケースが多い。ただし「安定している=繁忙期がない」ということではなく、ファームの規模や担当案件によって実態は異なる。面接段階での確認が必要な点だ。
家族の状況は、地理的な選択肢に直接影響する。配偶者の勤務先・拠点の希望、子供の有無と教育環境——これらは、転職先を検討する前に整理しておくべき前提条件だ。Kさんの場合、妻はバンコク勤務だが転勤可能、子供はいないという状況で、地理的柔軟性は比較的高い。
ライフステージの観点も外せない。40代以降のキャリアでは、「何を達成したいか」だけでなく「どう働き続けたいか」「何を次世代に残したいか」というテーマが大きくなる。短期的な年収最大化よりも、持続的に働ける環境・関係性・仕事の意味を優先する設計が、長期では合理的になることも多い。
健康面の開示タイミングについては、一律の答えはない。短期で経験を積む転職なら、面接段階では伏せる選択もある。次の10年を務めるような長期前提なら、最初の段階で正直に伝える方が、入社後の信頼関係や万一の体調変化への備えになる。このバランスは、ファームの性格と面接担当者との関係性によって判断が分かれる。アドバイザーと逐次相談しながら決めていくことが現実的だ、というのがKさんとの面談での結論でもある。
キャリアアドバイザーと一緒に決めていくべきこと
海外でのコンサル転職は、求人票だけを見て判断できない要素が多い。
特にタイなど現地市場では、ファームごとの内部事情・社風・実際のクライアント構成・日本人スタッフの定着状況などは、公開情報からは見えにくい。「良い求人票だと思って入ったが、実態が違った」というミスマッチは、海外転職では特に起きやすく、リカバリーのコストも大きい。
キャリアアドバイザーが提供できる価値は、大きく4点に整理できる。
求人票に出ない内部の雰囲気・実態の情報。健康面・家族事情など、デリケートなテーマの開示タイミングへのアドバイス。年収交渉・条件交渉のサポート。そして入社後のフォロー——タイの場合はワークパーミット(就労許可証)やビザ手続きの助言も含まれる。
「自分一人で求人票を眺めるよりも、現地の市場を熟知したアドバイザーと一緒に進める方が、選択肢の解像度が上がる」というのは、Kさん自身の面談を通じてアドバイザーが感じることでもある。自分では判断しにくい部分——健康開示のタイミング、ファームのカルチャーとの相性、英語力の現実的な評価——こうした点は、経験値のある第三者の目線があった方が整理しやすい。
転職の判断は最終的には本人が下す。だが、その判断をより確かなものにするための情報と視点を提供するのが、アドバイザーの役割だ。Kさんとの面談もまだ途中だが、「次に具体的に動くための論点」が少しずつ見えてきた段階になっていた。ここからは、Kさんと同じようにアジアでコンサル転職を考えている読者の方へ、具体的なアクションを提案したい。
アジアでコンサル業界への転職を考えているあなたへ
面談の終わりに、アドバイザーはKさんにこう伝えた。
「今日の整理を踏まえて、いくつかのファームに当たりをつけてみます。健康面の開示タイミングについても、相手の性格を見ながら一緒に判断していきましょう」
Kさんはほっとしたような、しかし少し先に進む覚悟を決めたような表情でうなずいた。Kさんの転職活動はこれから本格化する。次の10年をどこで誰とどう働くか——その答えは、対話を重ねながら少しずつ輪郭を持ち始めている。
ここからは、このコラムを読んでいるあなたへのメッセージだ。
まず最初にすべき3つのこと
1. 自分のキャリアの棚卸し
職務経歴書は、採用担当者に読ませる前に、自分自身のために書く資料でもある。強みと未経験領域を正直に書き出すこと。単なる業務リストではなく、「自分が市場でどう値付けされるか」を客観視するための資料として整える。Kさんが面談の中で整理したように、「希少性の高い領域」と「未経験の領域」を分けて書き出すだけで、戦略の方向性が見えてくる。
2. 転職の動機を3つの軸で言語化する
「コンサルに転職したい」という一文だけでは、選択肢は絞り込めない。年収・価値創出、健康・持続可能性、家族・ライフステージ——この3つの軸で自分を整理してみる。この3点が言語化されていると、アドバイザーとの最初の面談でも話が早く、ミスマッチのリスクが下がる。
3. 現地に詳しいキャリアアドバイザーに相談する
特にアジア市場は、情報の偏りが大きい。求人票だけでは判断できない部分が多く、ファームの内実・社風・日本人スタッフの定着状況は、現地の事情を知っている人間にしか分からない。現地の事情に詳しい第三者の視点が、「確実に開いているドア」を見つける上で役に立つ。
アドバイザーへの相談で、より解像度の高い選択肢が見えてくる
ABROADERS CAREERでは、タイをはじめとするアジア各国の現地採用・コンサル業界の求人を多数取り扱っている。現地の事情を熟知したアドバイザーが、求人票に出ない情報も含めて、一人ひとりの状況に合わせた選択肢を提示する。
「アジアでコンサル業界に転職したい」という想いを、具体的な選択肢に落とし込むためのお手伝いをしている。健康面・家族事情・キャリアの強みと弱み——すべてを含めて率直に話せる相手を持つことが、納得のいく転職への第一歩になる。
次の10年をどこでどう働くか。その答えは、一人で求人票を眺めているだけでは見つからないことが多い。あなたに合った選択肢を、一緒に整理してみませんか。
アジアでのキャリアを、一緒に考えてみませんか?
ABROADERS CAREERでは、タイ・シンガポール・マレーシア・ベトナムを中心に、コンサル業界・会計税務・IT領域などアジアでの求人を多数取り扱っています。現地事情に詳しいアドバイザーが、あなたのキャリア相談に丁寧に対応します。
