東南アジアを中心とした日本人向けの海外求人・海外就職なら、ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)

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  • 仕事内容

    タイ (バンコク)でキャリアアップ!営業/セールスエンジニア 物流 の転職求人
    同社は日系の国際物流企業でタイ国内で物流サービスを提供しています。 タイ拠点は以下のような事業活動を行っています。顧客の90%以上は日系企業です。 ・国際航空および海上貨物輸送 ・倉庫保管サービス ・国際宅配便サービス ・クロスボーダー物流 ・国際引越しサービス 【業務内容】 ・日系企業を中心とした新規顧客への国際物流サービス(海運・空輸・通関・倉庫)の営業活動 ・顧客ニーズのヒアリングと最適な物流ソリューションの提案 ・輸出入における見積作成・料金交渉・契約締結サポート ・ 社内オペレーショ…

  • 給料

    50,000 〜 80,000 (THB)

  • 勤務地

    タイ | バンコクの求人です。

  • 休日

    - 土曜日は毎週半日のみ在宅勤務あり(平日に代休あり) ※顧客様からの依頼等状況次第 
    - 日曜日
    - 祝日

  • 就業時間

    8:30 〜 17:30

  • 求人掲載元Reeracoen Thailand
  • 仕事内容

    タイ (バンコク)で見つかる!営業/セールスエンジニア 物流 の転職求人特集
    会社概要: 同社は物流・運輸業界のリーディングカンパニーとして、日本の産業界の発展を支えてきました。 今回は将来のリーダーとなれるような人材を現地で採用しローカライズを加速させたいという背景がある増員募集となります。 【業務内容】 ・新規顧客獲得、既存顧客との関係性構築に向けた営業活動 ・顧客活動やオペレーション面での改善活動やトラブルシューティング ・カスタマーサービス ・業務の進捗管理、レポーティング ・データ管理、分析業務

  • 給料

    70,000 〜 100,000 (THB)

  • 勤務地

    タイ | バンコクの求人です。

  • 休日

    - 土曜日、日曜日
    - 祝日

  • 就業時間

    8:30 〜 17:50

  • 求人掲載元Reeracoen Thailand
  • 仕事内容

    ベトナム (ハノイ)で働きたい 接客/カスタマーサービス/飲食/コールセンター、営業/セールスエンジニア、物流/倉庫管理 物流 の方向け転職情報
    【求人概要】 日系大手物流企業の物流部門にてセールス職を募集しております。英語を活かし海外で活躍したい、経験を活かしてグローバルな視点を身につけたい方などがご活躍いただけるポジションですので、是非ご応募ください。 【職務内容】 ・法人顧客への国際物流サービスの提案営業(輸出入貨物の航空・海上輸送に関する営業活動を行い、顧客ニーズに応じた最適な物流ソリューションを提案) ・見積作成および価格交渉(顧客からの輸送依頼に対して見積を作成し、価格やサービス内容について交渉・調整を行う) ・輸送スケジュ…

  • 給料

    2,500 〜 3,000 (USD)

  • 勤務地

    ベトナム | ハノイの求人です。

  • 休日

    ・土曜 (午前のみ出社)
    ・日
    ・祝日

  • 就業時間

    8:00 〜 17:30

  • 求人掲載元Reeracoen Vietnam
  • 仕事内容

    タイ (タイその他)エリアで働く 営業/セールスエンジニア のための 物流 転職ガイド
    会社概要: 当社は物流・運輸業界のリーディングカンパニーとして、日本の産業界の発展を支えてきました。 今回の募集はチェンマイ支店の営業ポジションとなります。 おすすめポイント ・日系大手物流会社 ・駐在員も2名いますので安心です 仕事内容: 以下をメイン業務としますが、役職はご経験に応じて決定します。 ・新規顧客獲得、既存顧客との関係性構築に向けた営業活動 ・顧客活動やオペレーション面での改善活動やトラブルシューティング ・カスタマーサービス ・営業アシスタントマネージャーのサポート ・業務の…

  • 給料

    60,000 〜 100,000 (THB)

  • 勤務地

    タイ | タイその他の求人です。

  • 休日

    - 日曜日
    - 祝日
    ※土曜日は毎週出勤となります。
    勤務時間:08:30-12:00

  • 就業時間

    8:30 〜 17:50

  • 求人掲載元Reeracoen Thailand
  • 仕事内容

    タイ (バンコク)勤務の 営業/セールスエンジニア、企画/事務/マーケティング/PR、物流/倉庫管理 物流 求人を探すならこちら
    【おすすめポイント】 - 豊富な手当と給与が実現する好待遇ポジション!Expatとしてタイからグローバルなキャリア形成をしていただけます! - 外資の大手物流企業で安心した経営基盤 【同社について】 外資系大手グローバル物流企業のタイ法人です。 グローバルで陸上・航空・海上輸送ネットワークを持ち、倉庫、受託物流サービス、業界特化型のソリューションなどを提供しています。 【働く環境】 バンコクの中心地に位置するオフィスです。 タイローカルやヨーロッパ国籍の社員が多くグローバルな環境です。 社内公…

  • 給料

    200,000 〜 300,000 (THB)

  • 勤務地

    タイ | バンコクの求人です。

  • 休日

    土日、祝日

  • 就業時間

    9,00 〜 18.00

  • 求人掲載元Reeracoen Thailand
  • 仕事内容

    タイ (バンコク)の人気 物流企業で働く 営業/セールスエンジニア、企画/事務/マーケティング/PR、物流/倉庫管理 の求人
    【おすすめポイント】 大手のロジスティクス企業であり、グローバルで高いシェアを誇る総合物流企業です。 - 国際色豊かな環境で英語を活かせる - IT×物流の知見を活かした提案型営業に挑戦できる環境 - 顧客訪問時にはドライバー付きの社用車を使用可能 【働く環境】 バンコクの中心の駅から徒歩圏内で、大変通勤に便利です。 【主な業務内容】 - ローカル営業KPIに基づく新規顧客の開拓および案件獲得 - フレイトフォワーダー事業における営業活動および顧客管理 - 新規顧客リストの作成および定期的なア…

  • 給料

    80,000 〜 140,000 (THB)

  • 勤務地

    タイ | バンコクの求人です。

  • 休日

    土日、タイ祝日

  • 就業時間

    0830 〜 1730

  • 求人掲載元Reeracoen Thailand
  • 仕事内容

    インドネシア (ジャカルタ)の 営業/セールスエンジニア 物流 転職・求人一覧
    【基本情報】 ★残業がほとんどないため、ワークライフバランス重視派の方におススメの求人です★ インドネシアに40年以上事業運営されている引越専門会社からの求人です。 お客様に寄り添うサービスを提供されており、高いリピート率を誇り、お客様よりご愛顧頂いていることが特徴でございます。 【主な仕事内容】 ・引越業務に関しての日々のお客様対応 ・お客様のアパートで見積もり ・梱包作業日に現場立会い対応 ・お客様情報を引越し国への共有業務

  • 給料

    22,000,000 〜 27,000,000 (IDR)

  • 勤務地

    インドネシア | ジャカルタの求人です。

  • 休日

    ※隔週で土曜出勤有(8:30-12:30)
    日曜・祝日

  • 就業時間

    8:30 〜 17:00

  • 求人掲載元Peoplyee

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海外で活躍する物流営業の求人ガイド|タイ・ベトナム・東南アジアの転職事情

海外で活躍する物流営業のイメージ画像

物流業界の営業職として海外でキャリアを積む選択肢は、ここ数年で一段と現実味を帯びてきました。アジア太平洋のロジスティクス市場は年平均6%を超えるペースで成長が続いており、日系フォワーダーや3PL(サードパーティーロジスティクス)企業の現地採用ニーズは構造的に拡大しています。本記事では、タイ・ベトナム・シンガポールを中心としたアジア主要国の求人傾向と給与レンジ、ロジスティクス業界ならではのスキル要件、未経験から転職する現実的なルート、そして押さえておくべきビザ要件まで、転職活動を始める前に知っておきたい論点を整理しました。日本で物流営業の経験を持つ方も、異業種から挑戦を考えている方も、すでに海外に在住して次の一手を探している方も、それぞれの状況に合わせて読み進めてください。

海外で物流×営業の求人が増えている背景

日系ロジスティクス企業がアジアで営業人材を採用し続ける需要は、「一時的なブーム」ではなく構造変化に根ざしています。製造業のアジアシフトが加速するなかで、商流に連動するロジスティクスネットワークの現地化も進み、フォワーダーや3PL企業の営業ポジションが各国で生まれ続けているのです。

アジアの大規模物流ハブと拡大するサプライチェーン

アジアサプライチェーン再編と日系物流の現地化

アジアのサプライチェーンは過去数年で大きく組み替わりました。「China+1」戦略のもと、製造拠点をタイ・ベトナム・インドネシアへ分散させた日系メーカーの動きに追随する形で、日系フォワーダー・3PL企業が現地拠点を増やし、そこで働く営業スタッフの採用を継続しています。

JETROが2025年に発表した「海外進出日系企業実態調査(アジア・オセアニア編)」によれば、同地域に進出した日系企業の66.5%が2025年度の営業利益を「黒字見込み」と回答しています(JETRO「2025年度 海外進出日系企業実態調査(アジア・オセアニア編)」)。進出企業の事業継続・拡大意欲が高い水準を維持しているということは、それを物流面で支えるフォワーダーや3PL企業にとっても、既存顧客の深耕と新規開拓の両面で営業機会が持続的に生まれることを意味します。製造業拠点のASEAN移転が一段落した後も、越境EC・コールドチェーン・危険物輸送といった専門ニーズが積み上がっており、営業人材の需要はより高度化・多様化する傾向にあります。

求人市場のボリュームゾーン

市場規模の面でも、アジア太平洋の物流需要の拡大は統計で裏付けられています。Mordor Intelligenceのレポートによれば、同地域の貨物・物流市場規模は2025年時点でおよそ2兆6,980億米ドルと推計され、2030年には3兆6,690億米ドルに達する見込みで、年平均成長率(CAGR)は6.34%にのぼります(Mordor Intelligence「Asia-Pacific Freight & Logistics Market」)。

ASEAN域内では製造業のスピルオーバーを受けるベトナム・タイ・マレーシア・インドネシアがロジスティクス投資の集積地となっており、フォワーダー各社はこれらの国で法人営業・ルート営業担当者を継続的に採用しています。ABROADERS CAREERでは、営業×物流の組み合わせのアジア圏求人を継続的に掲載しており(海外×物流営業の求人を見る)、求人の多くがタイとベトナムを中心に分散しています。

国別の求人傾向と給与レンジ

物流営業の海外求人は、国によって求人量・給与水準・求められる経験が大きく異なります。タイのようにエントリーレベルから応募できる案件が豊富な市場がある一方、シンガポールは一定の経験と高い語学力が前提となる管理職ポジションが中心です。まず全体像を表で確認したうえで、各国の実情を掘り下げます。

主な勤務地 月給レンジ(現地通貨) 円換算目安 案件特性
タイ バンコク/サムットプラーカーン/チェンマイ 5万〜30万THB 約20万〜120万円 日系大手フォワーダーの中心地
ベトナム ハノイ/ホーチミン USD 2,000〜3,000 約30万〜45万円 法人営業・新規開拓ニーズ
シンガポール シティー/イースト SGD 3,500〜6,000 約40万〜70万円 地域統括・管理職ポジション
マレーシア セランゴール州 MYR 4,000〜25,000 約13万〜80万円 食品物流・ディレクター職など多様
インドネシア ジャカルタ IDR 20M〜50M 約20万〜50万円 引越業務・営業サポート含む幅広い案件
台湾 新竹/台中 NTD 55,000〜65,000 約27万〜32万円 日本語ネイティブ・半導体顧客対応

※給与レンジはABROADERS CAREER掲載求人(営業/セールスエンジニア×物流)の観察値。円換算は概算(1THB≒4円、1USD≒150円、1SGD≒110円、1MYR≒33円、1NTD≒5円)。為替レートにより変動します。

タイ:日系フォワーダーの中心地

タイには約6,000社の日系企業が進出しており、日系フォワーダー・3PL各社はバンコクを中心に東南アジア最大級の物流拠点を構えています。求人の中心はバンコク都市圏で、隣接するサムットプラーカーン(倉庫・港湾集積地)や、EEC(東部経済回廊)内のチョンブリー・ラヨーン・チャチェンサオ県でも採用需要が続いています。

バンコクの日系物流企業で働く日本人営業のイメージ

主な業務内容は、日系顧客向けの国際物流サービス(海上・航空輸送・通関・倉庫管理)の提案営業です。既存顧客の深耕とルート営業が主体になることが多く、新規開拓も並行して担います。バンコクで営業職を探すと、物流・商社・メーカーを含む幅広い求人が見つかります。

給与レンジは5万〜30万THBと幅が広く、経験年数やポジションで大きく変わります。経験が浅い若手は5万〜6万THBからスタートし、5年前後の実務経験でマネージャー手前の7万〜10万THB、マネージャー職では10万〜15万THBが目安です。20万THBを超えるのはシニアマネージャーや事業責任者クラスになります(日本と比較したタイの給与相場も参照)。

タイの給与目安:エントリー5万〜6万THB / 中堅7万〜10万THB / マネージャー10万〜15万THB / シニア20万THB超

なお、日本人がタイで合法的に就労するには、ワークパーミット(労働許可証)の取得が必要です。タイ労働省の運用ガイドラインにより、日本人の最低月給は5万THB以上が実務上の基準とされており、求人票に記載された給与水準が下限に設定されていることが多い点も覚えておきましょう。

タイの物流営業求人を探す

ベトナム:ハノイ・ホーチミンの法人営業ニーズ

ベトナムは「China+1」戦略の主要受け皿として日系製造業の進出が続いており、物流需要も製造業の動きに連動して拡大しています。北部のハノイは工業団地・製造業集積地への近さから輸出入通関・倉庫・陸上輸送に強い案件が多く、南部のホーチミンは輸出インフラと商業機能が集中し、海上輸送・航空フォワーディングの法人営業ニーズが高い傾向があります。

ハノイで働く日本人女性営業のイメージ

給与レンジはUSD 2,000〜3,000(月給)が中心帯です。タイと比べてやや低水準ですが、生活費がその分抑えられるため、実質的な購買力の差は縮まります。スタートアップ系の物流テック企業もこのレンジで法人営業担当を採用しており、成長環境を重視する方には選択肢になります(日本と比較したベトナムの給与相場)。

ベトナムの給与目安:エントリー〜中堅 USD 2,000〜2,500 / シニア・マネージャー USD 2,500〜3,000+

現地スタッフの賃金水準については、ハノイ・ホーチミンを含む第1地域の最低賃金が2024年7月施行の政令74号(6%引き上げ)により月496万ドンに改定されており、物価・生活コストの参考指標として把握しておくと顧客との会話でも役立ちます(2年ぶりの最低賃金改定、7月から6%引き上げ(JETROビジネス短信))。

業務のイメージとしては、既存顧客深耕70%・新規開拓30%が典型的な比率です。輸出入通関、海上輸送フォワーディング、倉庫・在庫管理といったサービスをまとめて提案できるかが評価のポイントになります。

ベトナムの物流営業求人をチェック

シンガポール:管理職・地域統括ポジション

シンガポールはASEAN域内で突出した物流ハブ機能を持ち、多くの日系物流企業がアジア地域統括拠点を置いています。その性質上、求人は営業マネージャー・地域統括クラスに偏る傾向があり、エントリーレベルの案件はタイやベトナムと比べて構造的に少ない市場です。

シンガポールのスカイラインと港湾風景

給与レンジはSGD 3,500〜6,000(月給)が一般的で、シニアマネージャークラスでは6,000SGDを超える案件も存在します。一方で就労ビザのEmployment Pass(EP)の申請には、2025年1月新規申請分より最低月給S$5,600(一般セクター)の要件が適用されており(2026年1月以降は更新申請にも順次適用)(Singapore EDB: Salary threshold for new Employment Pass applicants to be raised to $5,600 from 2025)、低いレンジの求人はEP取得を前提とする場合に注意が必要です。

シンガポールの給与目安:EP取得要件 月S$5,600以上(一般)/ 営業マネージャー S$6,000〜10,000 / シニア S$10,000+

EPはCOMPASS(Complementarity Assessment Framework)と呼ばれる複合評価フレームワークで審査されます。月給だけでなく学歴・職種ボーナス・企業の現地雇用率・多様性スコアも評価対象に含まれるため、「給与だけ満たせばいい」という単純な話ではありません(JETRO シンガポール 外国人就業規制・在留許可)。シンガポールを目指す場合は、まず5〜10年程度の経験を積んでから挑戦するルートが現実的です。

シンガポールで物流マネジメント職を見る

マレーシア・インドネシア・台湾:成長市場の選択肢

マレーシアはクアラルンプール近郊のセランゴール州が物流拠点の中心です。求人のレンジが広く(MYR 4,000〜25,000)、Sales Executiveクラスから営業ディレクタークラスまで多彩な案件があります。食品物流や冷蔵・冷凍倉庫の営業職など、特定業種に強い物流会社の高給ポジションが目立つ特徴もあります。

インドネシアはジャカルタを拠点とする日系物流企業が多く、月給はIDR 20M〜50M(約20万〜50万円)が標準帯です。引越・リロケーション業務の営業担当や、製造業顧客向けの在庫管理営業など、物流に隣接する周辺サービスの求人も多い点が他国と異なります。ジャカルタ首都圏の最低賃金改定が続くなか、日系企業は経験者には上乗せ給与を提示する傾向があります。

台湾は新竹・台中を中心に半導体・製造業顧客向けのフォワーダー営業求人があります。月給はNTD 55,000〜65,000(約27万〜32万円)が目安で、日本語ネイティブが必須要件に設定されることが多く、中国語を話せれば優遇される案件もあります。台湾市場でのキャリアを考える場合、日本語ネイティブであることが採用上の明確な強みになります。

3カ国の給与目安:マレーシア MYR 4,000〜25,000 / インドネシア IDR 20M〜50M / 台湾 NTD 55,000〜65,000

日系企業の海外物流営業求人を見る

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物流営業として求められるスキル・経験

海外の物流営業に求められるスキルは、大きく「国際物流の業務知識」「提案型営業力」「語学力」の3つに分類できます。国内の物流営業と比べると、顧客折衝の範囲が国際輸送全体に広がり、英語でのやり取りが日常的になり、現地スタッフをまとめるマネジメント要素も早い段階で求められる点が異なります。

国際物流の基礎知識(フォワーディング・通関・倉庫)

物流営業が顧客と対等に話すには、まず業界の共通言語を理解する必要があります。特に重要なのは以下の領域です。

フォワーディング(貨物利用運送)とは、自社で船や飛行機を保有せず、輸送手段を手配・取りまとめて顧客の貨物を届けるサービスです。海上輸送(船便)と航空輸送(空便)は、コストとリードタイムのトレードオフで使い分け、顧客の在庫方針や貨物の性質に合わせた提案力が問われます。

通関業務は輸出入時の税関申告手続きで、物流の"最後の関門"にあたります。自社で通関業者を抱えているフォワーダーも多く、営業担当がHSコード(品目分類番号)の基礎知識を持っているかどうかで顧客の信頼度が変わります。保税倉庫(関税支払いを保留したまま貨物を保管できる特定倉庫)も、製造業顧客との会話で頻出のキーワードです。

Incoterms(インコタームズ)は貿易取引における費用・リスク負担の国際ルール集で、FOB(本船渡し)やCIF(運賃・保険料込み)が代表的な条件です。顧客との契約条件を理解するうえで不可欠な知識です。

ASEAN域内ではコールドチェーン(冷凍・冷蔵物流)の市場が急拡大しており、2025〜2030年のCAGR 8.8%が見込まれています。冷凍食品・医薬品・農産物の物流に詳しければ、3PL(サードパーティーロジスティクス)企業の専門職として差別化できます。これらは未経験者でも入社後のOJTで習得できますが、Incotermsの基礎と海運・空運の違いを事前に学んでおくだけで、面接での印象が大きく変わります。アジアのロジスティクス市場は今後も専門特化が進む見通しのため、自分が興味を持てる領域を早めに見極めることも大切です。

提案型営業力と顧客折衝

「物流営業」とひと口に言っても、現地での仕事は大きく2つのスタイルに分かれます。

商談シーンで提案する物流営業のイメージ

1つ目は既存顧客深耕型です。日系製造業・商社の物流担当者と長期的な関係を築き、輸出入スケジュールの調整・トラブル発生時の迅速な対応・追加サービスの提案を通じて信頼残高を積み上げます。契約更新の維持・拡大が主なKPIとなる案件です。

2つ目は新規開拓型です。エリア内の日系進出企業リストを基に訪問・紹介営業・提案活動を重ね、新規アカウントを獲得します。ABROADERS CAREERの掲載求人を観察すると、「新規顧客30%・既存顧客70%」といった業務比率を明示する案件が多く、完全な飛び込み営業よりも既存基盤のある顧客接点からスタートする設計になっています。

求められるソフトスキルとしては、見積作成と価格交渉、社内オペレーション部門(手配・カスタマー担当)との連携、そしてトラブル発生時に顧客に対して冷静かつ誠実に状況を説明できるコミュニケーション力が挙げられます。「ノルマなし・飛び込み不要」を明示する案件もある一方、新規開拓重視のスタートアップ系フォワーダーでは積極的なアウトリーチが評価されます。自分のスタイルに合う案件を選ぶことが重要です。

日系企業の海外物流営業求人を見る

語学力の現実的な必要レベル

語学要件は国・案件によって大きく異なり、「英語が苦手だから無理」という結論を出す前に、自分が狙う市場を見極めることが先決です。

国際物流営業のデスクワークとビジネスツール

タイ・ベトナム・インドネシアの日系顧客中心案件では、日本語でのやり取りが主体です。社内で英語を使う場面はあるものの、日常会話レベルで対応できる案件が多く、英語に自信がない方でも応募可能な求人が存在します。現地スタッフとのコミュニケーションで現地語が役立つ場面もありますが、当初から必須とする求人は少数です。

シンガポールは英語が業務言語のため、ビジネスレベルの英語力が必須です。TOEIC 700点以上を要件として明示する求人もあり、クライアントとの交渉・レポート作成・社内会議すべてを英語で行う環境です。

マレーシアは英語と中国語の両方が活用できる環境で、どちらかを優先する案件と両方を活かせる案件が混在しています。台湾は中国語(ビジネスレベルまたはネイティブレベル)と日本語の組み合わせが多く、半導体・製造業の日本人顧客との橋渡し役として日本語ネイティブが強みになります。

英語力に不安があっても、まずはタイ・ベトナム・インドネシアの日系顧客中心案件で経験を積み、その後シンガポールへの挑戦を視野に入れるという段階的なルートは現実的な選択肢です。

関連特集:英語を使う海外求人特集英語力不問の海外求人特集

未経験から物流営業として海外転職する道筋

物流業界の経験がなくても応募可能な海外求人は実在します。ただし、「未経験OK=誰でも採用される」わけではなく、採用される側にも一定の条件と準備が必要です。日本で異業種の営業を経験した方や、物流には携わっていないが海外で働きたいと考えている方は、この章を参考にしてください。

海外転職に向けて出発する若手ビジネスパーソン

未経験OK求人が多い理由

ABROADERS CAREERの掲載求人を見ると、「未経験歓迎」「キャリアパス豊富」を明示する物流営業の案件が複数確認できます。なぜ、海外の物流企業が未経験者を受け入れるのか——その背景には3つの構造的な理由があります。

  1. 業界全体の人材不足:アジアに進出した日系物流企業はマネージャー・幹部クラスの確保に慢性的に苦労しています。即戦力が取れないならば、若手を入社早期から育て、3〜5年後の幹部候補として育成する方針をとる企業が増えています。
  2. 業務習得が標準化されている:国際物流のオペレーションは業界横断で共通する部分が多く、見積作成・輸送手配・通関対応の基本フローは入社後のOJTで体系的に学べます。物流特有の専門知識は、実務を通じて半年〜1年で現場対応できる水準に達する人材が多い。
  3. 日本語+営業経験の希少価値:日系顧客の物流担当者と対等に話せる日本語ネイティブは、現地では希少です。物流業界の経験よりも、日本のビジネス慣行を理解した法人営業の経験が評価される場面が多く、異業種出身でも採用されるケースが生まれます。

一方で、「未経験OK=何でも良い」ではありません。前職での営業経験・顧客折衝の実績は、ほぼすべての案件で最低限必要な要件として位置づけられています。

採用されやすい年齢・前職経験のパターン

海外物流営業への転職において、採用に結びつきやすいパターンを3つ整理します。

  1. 20代後半〜30代前半・国内異業種営業経験者
    商社・メーカー・人材・広告・IT企業などで法人営業を経験した方。海外駐在のチャンスが現職にない、年功序列で昇進が遅い、といった理由で海外現地採用に転換するケースです。日系顧客中心の案件で営業経験が素直に評価されます。
    準備ポイント:Incotermsの基礎と海運・空運の違いを事前学習しておく。
  2. 30代中盤〜後半・国内物流業界経験者
    国内フォワーダー・3PL・通関業者・海運代理店出身の方。業界知識を活かして海外でキャリアをステップアップするパターンです。給与・役職の面で大幅な上昇余地があり、シンガポールのEPクラスやマレーシアのディレクタークラスも視野に入ります。
    準備ポイント:英語力の棚卸し(TOEIC 700点目安)と、英語必須市場への挑戦可否を確認する。
  3. すでに海外在住・現地転職パターン
    配偶者帯同や別業種の現地採用として在住している方が、次のキャリアを物流営業に絞って転職活動するケースです。ビザの就労範囲をすでに理解している点と、現地人脈・生活基盤が整っている点が強みです。
    準備ポイント:現在保有しているビザが物流企業への転職後も有効かを確認する。新規ビザ申請が必要な場合は2〜3ヶ月のリードタイムを計画に織り込む。

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海外物流営業のキャリアパス・年収の伸び方

海外物流営業はエントリーポジションからの成長余地が大きい職種のひとつです。現地の営業担当として入社し、シニア営業・マネージャー・支店長・地域統括へとステップアップするルートに加え、駐在員切替や本社グローバル部門への接続といった複数のキャリアパスが開かれています。国内営業職と比べると、ポジションの空きさえあれば年単位で大きく処遇が変わることが現地採用の特徴です。

ローカルマネージャー → 地域統括の昇進ライン

海外物流営業の昇進ラインは、おおむね以下の4段階で進みます。

多国籍チームを率いる女性マネージャー

STEP 1:エントリー(営業担当)

既存顧客フォローと新規開拓を並行して担い、見積作成・契約交渉・輸送手配の調整を覚える段階。給与は各国の運用基準の下限近辺からスタート。

STEP 2:シニア営業/アシスタントマネージャー

入社3〜5年が目安。特定アカウントのリード役、後輩指導、チームKPI管理への関与が加わる。

STEP 3:営業マネージャー

チーム全体のKPI責任、新規領域の開拓計画、本社・上位拠点との折衝。タイ月10万〜15万THB、シンガポールSGD 6,000〜10,000が目安。

STEP 4:ビジネス開発マネージャー/支店長クラス

拠点全体の営業責任、地域統括役員の候補ポジション。バンコクの外資系ロジスティクス企業では月20万〜30万THBレンジで募集されることもあり、現地採用キャリアの到達点としては魅力的な水準です。

給与の伸び方は国内勤務と比べて年単位で動きやすい一方、ポジションの空きのタイミングに左右される面もあります。「次のステップに上がれるタイミングはいつか」「どの拠点から地域統括に接続できるか」を入社前の面接で確認しておくことを推奨します。

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駐在切替・グローバルキャリアへの接続

現地採用からのキャリアは「現地完結」だけではありません。日系大手物流企業の一部では、現地採用で実績を積んだ社員を本社の駐在員ポジションへ切り替える制度を設けており、切替後は日本本社の給与水準・退職金・年金体系が適用されます。ABROADERS CAREERの掲載求人にも「駐在員切替あり」を明示する案件が存在します。

もう一つのキャリア接続として、シンガポールなどの地域統括拠点への異動があります。複数国をまたいだ営業戦略の立案・管理を担うポジションに移行することで、アジア全域を視野に入れたグローバルキャリアへと道が開けます。その後、本社グローバル部門への帰任や、外資系物流企業へのキャリア転換につながった事例も見られます。

最初に選ぶ現地採用ポジションが、その後10年単位のキャリアを左右することは少なくありません。案件を選ぶ際には、給与・業務内容だけでなく、企業の人事制度(駐在切替の有無、地域統括との接続関係)を必ず確認するようにしてください。

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海外物流営業の転職活動を進める前のチェックポイント

給与条件や業務内容と並んで、ビザ要件と業界リスクの2点は必ず事前に確認しておくべき項目です。「内定が出たがビザが下りなかった」「業界の景気後退で入社1年で会社規模が縮小した」というケースは珍しくありません。転職活動を始める前に、国別の制度と業界特性を把握しておくことが後悔のない転職の前提になります。

転職活動を始める前に確認すべき4つのポイント

  • 応募する国のビザ・労働許可の最低給与要件を満たしているか
  • 雇用主企業がビザ申請を支援する体制を持っているか(資本金・現地雇用比率など)
  • 顧客ポートフォリオが特定業界に偏りすぎていないか
  • 駐在切替や地域統括への接続など、入社後のキャリア発展ルートが明確か
渡航準備のパスポートと雇用契約書

ビザ・労働許可の国別要件

主要6カ国のビザ・労働許可の概要を以下に整理します。

タイ:ノンイミグラントBビザ+ワークパーミット(労働許可証)の組み合わせが基本です。日本人の最低月給は5万THBが運用基準とされています(タイの就労ビザの取得方法)。雇用主企業には払込資本金200万THB以上、タイ人4人につき外国人1人という比率要件がありますが、BOI(タイ投資委員会)認可企業では条件が緩和される場合があります。

ベトナム:労働許可証(Work Permit)+ビジネスビザの組み合わせです。大学卒業以上かつ関連分野での職歴3年以上が取得の標準要件とされています。詳細はJETRO ベトナム 外国人就業規制・在留許可を参照してください。

シンガポール:Employment Pass(EP)が主なビザ種別です。2025年1月の新規申請から最低月給がS$5,600(一般セクター)/S$6,200(金融セクター)に引き上げられており(更新申請は2026年1月以降に順次適用)、年齢が上がるにつれて求められる給与水準も段階的に上昇します。COMPASS(複合評価フレームワーク)による審査があり、給与だけでなく学歴・職種・現地雇用率・多様性スコアも評価対象です。

マレーシア:Employment Passが中心で、職位・給与水準により3カテゴリーに分類されます。インドネシア:IMTA(労働許可)とKITAS(一時滞在許可)の組み合わせが必要で、雇用主のスポンサー要件があります。台湾:就労ビザ+居留証の取得が必要で、大学卒業以上かつ関連職種の経験が基本的な要件です。

上記はいずれも制度の概略です。要件は改定されることがあるため、最新情報は各国の公的機関や日本大使館・JETROのページで必ず確認してください。

物流業界の景気変動とリスクヘッジ

物流業界はマクロ経済・貿易動向の影響を直接受けやすい産業です。製造業の設備投資が減速すると輸出入量が落ちこみ、フォワーダーの営業成績にすぐ影響が出ます。足元では世界経済の不確実性、関税政策の変動、サプライチェーンの再編加速が業績変動要因として意識されており、採用を積極化する企業と慎重化する企業で動きが分かれています。

こうしたリスクを踏まえたうえで、転職先選びの段階から以下の3点を意識するとキャリアの耐性が上がります。

  1. 顧客ポートフォリオの分散:日系1社依存ではなく、複数業界の荷主顧客を持つフォワーダーを選ぶことで、特定業界の景気後退の影響を緩和できます。
  2. 業務領域の多様化:海上・航空・倉庫・通関の複数領域に関わる経験を積むことで、市場環境が変化しても転職市場での競争力が維持されます。
  3. 成長領域への接続:コールドチェーンや越境EC物流など、景気耐性が比較的高い分野での実績は、長期的に評価されやすいキャリア資産になります。

物流業界全体としては、アジア地域の人口増加・中間所得層拡大・製造業のさらなる高度化を背景に、長期的な拡大トレンドが続いています。短期の変動に振り回されすぎず、キャリア全体を通じた成長シナリオを描いて転職活動に臨んでください。

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よくある質問

Q1. 物流業界未経験ですが、海外の物流営業に応募できますか?

応募可能です。日系企業を中心に、未経験者を一定数受け入れる募集が継続的に出ています。ただし、前職での法人営業経験・顧客折衝経験は基本的に求められます。応募前にIncotermsや海運・空運の基礎用語を学習しておくと、選考での評価が上がりやすい傾向があります。

Q2. 英語が苦手でも応募できる国はどこですか?

タイ・ベトナム・インドネシアでは、日系顧客対応中心の案件が多く、日常会話レベルの英語+日本語で応募できる求人が複数あります。一方シンガポール・マレーシアは英語がビジネス言語のため、TOEIC 700点以上やビジネスレベル英語が要件になることが多いです。応募先を絞る段階で語学要件を確認してください。

Q3. 30代後半・40代でも海外物流営業に転職できますか?

可能です。むしろこの年齢層は、国内の物流業界経験者であればマネージャー候補として歓迎される傾向があります。タイ・シンガポールの管理職案件は経験年数を重視するため、40代でのオファーも珍しくありません。ただし、シンガポールのEPは年齢に応じて最低給与が上がるため、応募ポジションの給与レンジが要件を満たすかは事前確認が必要です。

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キャリアアドバイザーに聞いてみた——海外物流営業への転職 よくある5つの質問

  • 「海外で物流営業の仕事をしたい」というご相談を多くいただきます。タイ・ベトナム・シンガポールを中心に、日系フォワーダーや3PL企業の現地採用ニーズは構造的に高まっており、転職の選択肢は確実に広がっています。国内物流営業との違い・キャリアの積み方・ビザの現実まで、よくいただく疑問にお答えします。

    キャリアアドバイザー
  • 求職者

    フォワーダーと3PLの会社、どちらに応募するのがキャリア的に良いですか?仕事内容や将来性が違うなら教えてください。

  • どちらを選ぶかはキャリアの方向性次第で、一方が優れているとは言い切れません。フォワーダー(貨物利用運送会社)の営業は、海上・航空・通関をまとめて提案する「輸送全体のコーディネーター」です。複数業界の荷主企業と関わり、世界の港湾・エアラインの知識を横断的に蓄積できる点が強みで、国際物流の汎用的なスキルを広く積みたい方に向いています。一方の3PL(サードパーティーロジスティクス)は、倉庫管理・輸配送・在庫最適化を一括して担う「サプライチェーン全体の運営受託」です。特定業種(食品・製薬・自動車)に特化しやすく、顧客との関係が深く長期になる傾向がありますが、その分、担当業界の景気に業績が左右されやすい面もあります。まず幅広い業界経験を積みたいならフォワーダー、コールドチェーンや医薬品など成長ニッチに強みを持ちたいなら3PLの専門特化企業から始めるのが一般的なルートです。

    キャリアアドバイザー
  • 求職者

    IT営業を3年やっています。物流業界の経験はゼロですが、海外の物流営業への転職を考えています。選考を突破するために、今から何をしておけばよいですか?

  • IT営業の経験は物流営業への転換として親和性が高い組み合わせです。ソリューション提案力・顧客の業務フロー把握・ROIを軸にした説得力は、物流コスト削減や在庫最適化の提案に直接活かせます。具体的な準備として3つ挙げます。まずIncotermsの基礎を独学しておくこと。FOB・CIF・EXWの違いと、誰がどこまで費用とリスクを負担するかを理解するだけで、面接での印象が大きく変わります。日本貿易実務検定C級の範囲が目安です。次に海上・航空輸送の使い分けの基礎知識を押さえること。コストとリードタイムのトレードオフを自分の言葉で説明できると即戦力感が出ます。そして職務経歴書では「業務改善提案の実績」「顧客の課題を把握して解決策を提示した事例」を具体的に書き直すことです。物流未経験を正直に伝えつつ、「課題発見→提案→クロージング」のスキルセットが共通していることを示すのが最も効果的なアプローチです。

    キャリアアドバイザー
  • 求職者

    海外の物流営業ではどんな数字で評価されるのですか?日本の物流会社と評価の仕組みが違うかどうか知りたいです。

  • 日本の物流会社では扱い量(トン数・TEU数)や契約更新率が中心になることが多いですが、海外現地採用の物流営業では新規売上金額・1件あたりのグロスプロフィット(粗利)・対予算の達成率がKPIの主軸になるケースが多いです。自分が取ってきた案件の利益が直接見えるため、インセンティブ連動型の給与体系(歩合制)を採用している企業も多く、成果次第で収入が大きく変動します。これは国内営業よりもやりがいになる反面、ゼロの月が続くとプレッシャーも大きいと感じる方もいます。もう一つの評価軸として顧客との関係深度があります。緊急の輸送トラブル時に顧客担当者から直接電話が来る関係かどうか、主要顧客に複数のキーコンタクトを持っているかは、数字に出ない重要な評価です。P&Lを意識した働き方が求められる点は、国内営業から来た方にとって最初の文化的な違いとして感じやすいポイントです。

    キャリアアドバイザー
  • 求職者

    コールドチェーン専門や越境EC物流に特化した会社は、通常のフォワーダーより将来性がありますか?求人をどうやって見分ければよいか教えてください。

  • 成長性という点ではコールドチェーンと越境EC物流はどちらも構造的に有利な分野です。コールドチェーンはASEAN全体で食品安全規制の強化と医薬品需要の拡大が続いており、温度管理設備への参入障壁が高いため価格競争になりにくく、粗利が厚い傾向があります。越境ECは東南アジアのECプラットフォーム(Lazada・Shopeeなど)の成長に連動し、返品対応・ラストワンマイル配送の専門ニーズが急増しています。求人の見分け方としては、職務内容に「温度管理」「GMP」「コールドチェーン」「医療機器」「フルフィルメント」「越境配送」などのキーワードが含まれているかを確認してください。注意点として、特化型は担当顧客が絞られるため、主要顧客を失った際のリスクが集中します。食品・製薬・医療機器・EC業界のバックグラウンドがある方は特化型で差別化しやすく、そうでない場合はまず総合フォワーダーで経験を積んでから移行するルートが現実的です。

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  • 求職者

    配偶者の仕事の都合ですでにタイに在住しています。現在は就労していませんが、物流営業のポジションへ転職する場合、ビザの手続きはどうなりますか?

  • すでにタイに在住している点は、面接を対面で受けられる・現地感覚を持っている点で採用側に好印象を与える大きな強みです。ビザ面の現実を整理します。配偶者帯同で在住の場合、多くの方はノンイミグラントOビザ(配偶者ビザ)を保有しています。このビザは就労を認めていないため、物流会社に入社するには必ずノンイミグラントBビザ+ワークパーミット(労働許可証)への切り替えが必要です。手順としては、内定を得た会社がワークパーミットをスポンサーとして申請し、その後ビザ変更のために一度タイを出国して再入国するのが一般的な流れです(BOI認可企業では特例あり)。内定から就労開始までおおむね4〜6週間のリードタイムを見込んでおくとよいでしょう。面接時に必ず確認すべきポイントは「外国人のビザ・ワークパーミット手続きのサポート実績があるか」「日本人の最低月給5万THB以上の求人か」の2点です。ワークパーミット取得前に業務を開始することは法律違反になるため、内定後のスケジュール調整には余裕を持たせてください。

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