アジア7ヶ国で働く|企画・マーケティング・PR職
×飲食・サービス・BPO業界の求人完全ガイド
「マーケキャリアをアジアで加速したい」「飲食ブランドのPRや BPO管理職に挑戦したい」——その希望に応える求人がアジア各国で続々増加中。最新の集計データをもとに国別件数・給与・スキル要件を一覧で解説します。
アジア7ヶ国の求人件数と傾向
Abroaders Careerに掲載されている「企画・事務・マーケティング・PR」職種と「飲食・サービス・販売・BPOコールセンター」業界を組み合わせた求人は、7ヶ国合計で30件前後(2026年4月時点)です。
日系飲食チェーンのアジア展開加速・BPOセンターの急拡大・デジタルマーケ人材の需要増という3つのトレンドが重なり、この職種×業界の組み合わせは今後も求人数増加が見込まれます。JETROの調査でもベトナム市場・タイ市場への日系企業進出は年々増加傾向にあり、マーケティング・PR人材の現地採用ニーズは高止まりしています。
代表的な4職種カード
BPO・コールセンター管理職の実態
フィリピン・マレーシアを中心に日本語対応BPO(Business Process Outsourcing)の需要が急拡大しています。日本語話者を対象としたカスタマーサポート・テクニカルサポートセンターでは、日本人マネージャーやスーパーバイザーが現地フィリピン人・マレーシア人スタッフ(10〜50名規模)を統括するポジションが多数存在します。
BPO管理職で求められる主な業務
- 現地スタッフへの業務指導・品質フィードバック(英語ベース)
- KPI(応答率・顧客満足度・処理速度)の管理と改善施策の立案
- 日本本社への月次レポート・SLA報告(日本語)
- 新人研修カリキュラムの設計・実施
- シフト管理・採用面接(英語面接)への関与
マレーシアのBPOは、英語・日本語・中国語(マンダリン)の3言語対応センターが多く、語学力を活かした上位職への昇格も早い傾向があります。給与はフィリピンのSVポジションで月額USD 1,800〜2,500、マレーシアのマネージャー職はRM 8,000〜12,000が相場です。フィリピンの企画・マーケ・BPO求人はAbroaders Careerで随時確認できます。
飲食ブランドのマーケティング職
飲食ブランドマーケ職の典型的なキャリアパス
飲食×マーケ職への転職に役立つ関連記事として、アジアでマーケキャリアを築く転職ガイドもご参照ください。
デジタルマーケティング職の需要
国別詳細:求人傾向・条件・特徴
バンコクはアジアの日系企業集積地としての地位が確立しており、小売・飲食チェーンのアジア本部を置く企業も多い。マーケティング職は日系F&Bブランドの現地マーケ部門と、外資系消費財メーカーの両方で需要があります。バンコクのシロムやスクンビットに拠点を持つ企業が多く、バンコクの生活費は東京の約50〜60%水準で、実質購買力が高い点も魅力です。
件数首位のベトナムは、日系飲食チェーンの進出が最も活発な市場の一つ。ホーチミン市では複数のラーメン・寿司・スイーツブランドが競合しており、各社でブランドマネージャーや事業企画職の採用が活発。ハノイはBPO・IT企業との組み合わせ求人も増加中。ホーチミン市の生活費は東京の約35〜45%と低く、現地採用でも実質的な生活水準が高い点が魅力。
件数は少ないが、BPOのSV・マネージャー職や欧米系ブランドのアジア太平洋マーケ職が揃っており、ポジション単価が高い傾向。英語・日本語に加え中国語(マンダリン)話者を優遇する求人も多く、語学力が高い人材には好条件が提示されやすい。就労ビザ(EP)の申請はExpatriate Services Division(ESD)を通じて行います。
シンガポールはアジア太平洋地域統括拠点が集中しており、マーケティング職でも「APAC Marketing Manager」等の英語タイトルポジションが多い。生活費が高い分、給与水準もアジア最高クラス。就労ビザ(EP)取得には基本給SGD 5,000以上(2025年基準)が必要で、スキルと英語力が厳格に審査されます。シンガポールで英語力を活かす求人特集もご参照ください。
人口2.7億の巨大市場・インドネシアでは、日系小売・外食ブランドの市場拡大に伴うマーケ・PR職の需要が増加中。ジャカルタは渋滞問題などの生活課題があるものの、高い成長機会と相まってキャリア志向の人材に人気。現地語(インドネシア語)が話せると採用優位性が大幅アップします。
フィリピンはBPO大国として世界トップクラスのシェアを持ち、日本語対応コールセンターのマネジメント職が中心。英語公用語環境のため、英語力を伸ばしながら管理職経験を積める理想的な市場。マニラのBGC・オルティガスエリアに大型BPOセンターが集中しています。フィリピンマーケ転職の詳しい解説記事もご確認ください。
台湾は日本食・日本カルチャーへの親和性が高く、日系飲食・小売ブランドの進出が続いています。現時点での掲載件数は少ないものの、中国語(繁体字)と日本語を活かしたマーケティング職への需要は一定数あります。中国語スキルがあれば台湾発の求人へのアクセスが大きく広がります。
国別給与・条件テーブル
| 国 | 代表職種 | 給与目安(月額) | 英語要求 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| ベトナム | マーケプランナー・ブランドMGR | USD 1,000〜2,000 | 中級(TOEIC 550〜) | ★★☆ |
| タイ | マーケMGR・イベント企画 | THB 40,000〜80,000 | 中級(TOEIC 600〜) | ★★☆ |
| インドネシア | 営業企画・事業開発 | IDR 15M〜30M | 中級〜上級 | ★★★ |
| マレーシア | BPO管理職・デジタルマーケ | RM 6,000〜12,000 | 上級(TOEIC 700〜) | ★★★ |
| フィリピン | コールセンターSV・MGR | USD 1,800〜2,800 | 上級(TOEIC 700〜) | ★★★ |
| シンガポール | APACマーケMGR | SGD 5,000〜9,000 | 最上級(ビジネス英語) | ★★★★ |
| 台湾 | 日系ブランドマーケ | TWD 45,000〜75,000 | 中級+中国語 | ★★☆ |
※給与は現地採用の目安。為替・物価・企業規模により変動します。
企画・マーケ・PR職に必要なスキル一覧
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先輩の転職体験談
日本で5年間コピーライターとして働いていたとき、「このまま国内だけで働き続けるのか」という壁にぶつかりました。Abroaders CareerでタイのラーメンチェーンのマーケMGR職を見つけ、英語力(TOEIC 710点)と広告経験を武器に応募。タイ語は「サワディーカップ」くらいしかわかりませんでしたが、業務は英語と日本語で完結し、現地スタッフとも良好な関係を築けています。
給与はバンコク赴任後に月額THB 65,000(約25万円相当)となり、生活費がタイでは日本の半分以下なので実質的な豊かさを感じています。マーケ施策の成果がダイレクトに売上に反映されるので、やりがいは日本時代の数倍です。
国内コールセンターで10年間管理職を経験した後、「英語でのマネジメントにチャレンジしたい」と考えてフィリピンのBPO企業へ転職。マニラのBGCに位置するオフィスで30名のフィリピン人スタッフを率いています。当初は英語でのフィードバックに戸惑いましたが、フィリピン人スタッフの英語は聞き取りやすく、3ヶ月で慣れました。
給与はUSD 2,400/月で、マニラの生活費を差し引いても貯金できるレベル。日本の管理職時代と比べてマネジメントの裁量が大きく、自分のやり方でチームを動かせるのが最大の魅力です。
飲食チェーンで3年間マーケ業務を担当し、「海外経験を積みたい」とベトナムに渡航。しかし入社後に担当業務の大半が「英語でのレポーティング&本社対応の翻訳業務」になり、マーケ実務の割合が少なかったことにミスマッチを感じました。
反省点として、面接時に「具体的な業務の比率」と「英語でのアウトプット量」を確認しなかったことが原因です。Abroaders Careerのキャリアアドバイザーに相談すれば事前に業務内容を深掘りしてもらえる点を後で知り、次の転職活動では積極活用しています。
応募前チェックリスト(8項目)
応募書類の準備方法については海外転職の英語CVの書き方もあわせてご覧ください。




